[CentOS6][LogAnayizer] LogAnalyzer のインストールと設定(rsyslog+mysql)


Create: 2014/07/10
LastUpdate: 2014/07/11
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ここでは、LogAnalyzer をインストールして、MySQLに格納されている rsyslog のデータを表示するように設定します。

[CentOS6][LogAnayizer] rsyslog を MySQL に出力する」 の手順が終了して、rsyslog のログが MySQLに出力されていることが前提です。

使用するサーバの情報は以下のとおり。
  • OS: CentOS6.5 (64bit)
  • LANG: ja_JP.UTF-8
  • ファイヤーウォール: 無効
  • SELinux: 無効
  • パッケージ: 最小構成
  • IPアドレス: 192.168.1.70/24
  • ホスト名: centos65
使用するMySQLの情報は以下のとおり。
  • DBサーバ: localhost
  • DB名: Syslog
  • DBユーザ: syslog
  • パスワード: p@ssw0rd

1.パッケージの追加インストール


Apache と PHP をインストールします。
# yum install httpd php php-mysql php-gd
Apache は起動しておきます。
# service httpd start

2.LogAnalyzer のダウンロード&配置


LogAnalyzer のサイトからアーカイブをダウンロードします。
# wget http://download.adiscon.com/loganalyzer/loganalyzer-3.6.5.tar.gz
解凍します。
# tar xvfz loganalyzer-3.6.5.tar.gz
ソースをApacheのドキュメント・ルートに配置します。
# mv loganalyzer-3.6.5/src/ /var/www/html/loganalyzer
# mv loganalyzer-3.6.5/contrib/* /var/www/html/loganalyzer/.
設定スクリプトを実行して、設定ファイル(config.php)のブランクファイルを作成します。
# cd /var/www/html/loganalyzer/
# chmod +x configure.sh secure.sh
# ./configure.sh
secure.sh は設定完了後に実行して、設定ファイル(config.php)のパーミションを 644 に変更します。
ファイルの所有者を変更します。
#  chown -R apache.apache /var/www/html/loganalyzer

3.LogAnalyzer の設定


ブラウザで、以下のURLにアクセスして設定画面を表示します。
  • http://192.168.1.70/loganalyzer
下図の画面が表示されたら、[here] をクリックします。



[Next] をクリックします。



config.php に書き込み権限があるかチェックしてます。
[Next] をクリックします。



デフォルト設定を使用します。
何も変更せずに、[Next]をクリックします。



以下のようにrsyslogのログを格納しているデータベースの情報を設定して、[Next]をクリックします。
  • [Source Type] ・・・ "MYSQL Native"
  • [Database Name] ・・・ "Syslog"
  • [Database Tablename] ・・・ "SystemEvents"
  • [Database User] ・・・ "syslog"
  • [Database Password] ・・・ "p@ssw0rd"



[Finish!] をクリックします。



下図のように、ログが表示されたらOKです。