2020年8月26日水曜日

ECS Capacity providers を試す(1)

 

前回


これまでの関連記事は、下記のとおり


デフォルトのキャパシティプロバイダ戦略にFargateSpot を指定したEcsクラスタを試します。

既存サービスのタスクを増やす


デフォルトのキャパシティプロバイダ戦略(FargateSpot)で起動したサービス(Blue21Svc00PoC)のタスクを増やしてみます。

今回は CloudFormation で増やします。
cfnディレクトリで下記コマンドを実行すると既存サービス(Blue21Svc00PoC)の「必要数」を2に変更して、CloudFormationのスタックを更新します。
$ make cfnsvc00 CFNCMD=update-stack ECS_COUNT=2

スタックの更新が完了すると、下図のようにタスクが2つに増えます。
追加で起動したタスクも FargateSpot です。


イベントは下図のとおり



AWSコンソールでサービス更新


サービス更新では、キャパシティプロバイダ戦略を変更できます。


AWSコンソールでサービス作成


サービスを作成するときにキャパシティプロバイダ戦略または起動タイプを指定できます。
下図は、デフォルトのキャパシティプロバイダ戦略を指定する場合です。


下図は、カスタムのキャパシティプロバイダ戦略を指定する場合です。
「プロバイダーの追加」では、クラスター構築時に設定した FargateSpotしか選択できませんでした。


「起動タイプへの切り替え」をクリックすると下図のように、起動タイプを指定できます。


AWSコンソールでタスクのスケジューリング


タスクをスケジューリングする場合、下図のように、起動タイプを指定できます。
キャパシティプロバイダ戦略は指定できないようです。



AWSコンソールでタスク実行


AWSコンソールでタスク実行する場合は下図のとおり。
キャパシティプロバイダ戦略か起動タイプを指定できます。